何年かぶりの
「一蘭」天然とんこつラーメン。
スープは臭みやクセがないあっさり系。麺は極細麺。
はっ!と思った。
麺が以前より美味しくなった?
本店は博多。
たぶん、10年は経ってないだろうけど、
ここ上野が関東進出第1号店だったような。
そのオープン当初より遥かに麺が美味しい!!と思った。
企業努力でしょうね。
そして「赤い秘伝のたれ」の旨みのあるピリピリくる辛さと、スープと、
美味しくなった麺との一体感は食すものを夢中にさせる魔力がある。
麺が半分くらいになって
スープが冷めきらいないうちに替玉オーダー。
出てくるのが早い!
(これも、以前より改善されていた)
あっというまに完食。
試行錯誤してたであろうオープン当初に比べ美味しさが進化した感じだ。
背油が浮いた濃厚でパンチの効いたガッツリが好きな方には物足りないでしょうけど、
豚骨が苦手だったり初挑戦だったりする人でも安心して食べられると思います。
秘伝のたれは絶対必要不可欠。
これが決め手です。
逆にこれがなければ薄味で拍子抜け間違いなし。
カウンターは席に間仕切りがあって、
人目を気にせず食べられるっているもの一蘭の特徴。
コンセプトは味への集中!!だそうで。
女性客の取り込みも期待してなのだろうが、
私的にはちょっとまだ違和感あり。
ラーメン屋に限らず、共同食堂の醍醐味というのは、
他人が食べるメニューを見て「その手があったか」といった
驚きと期待が次回の肥やしになるものだから。
難を言えばもうひとつ・・・
コストパフォーマンス。
基本の麺+スープで790円。
替玉(160円)と
もう一品トッピングすると1000円超。
博多ラーメンはそんなに高くないっ!
替玉なんて100円で十分!
もう少し安くなれば、もっと幅広い層で親しめる店です。
●今日の1曲●矢野顕子、アンソニー・ジャクソン、クリフ・アーモンド。
この3人のセッション「さとがえるトリオ」は、やっぱりスゴイ。
もはや芸術だね。ラーメンも本望だろう。


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