Blue Velvet ☆ 音彩ブログ

As time goes by.~日々の残像~ここは日常のヒトコマを切り取る場所。日々の想いや感じたままの言葉の置き場所。

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Artistic night in 六本木 

2013-03-28 毛利庭園夜桜
毛利庭園 撮影日:2013/03/28


2013-03-28 六本木ミッドタウン夜桜
ミッドタウン 撮影日:2013/03/28


昨日ホリエモンを久しぶりに見た。
ニコ生で記者会見とはいかにも彼らしい。

30キロ減!へぇ~

全く別人に見えました。

と、同時に中島らも(著)「牢屋でやせるダイエット」を思い出したのでした。


中島らも(著)「牢屋でやせるダイエット」-1
中島らも(著)「牢屋でやせるダイエット」

大麻取締法違反で逮捕、拘置された22日間の留置所生活を綴った獄中エッセイ。
護送される車の中、麻薬取締官を「この手錠、これ、抜けますね」と言って脅かしてみたり、
「獄中記」というには、あまりに破天荒で笑えるんだなこれが。

らもは、基本、好きだ。読んだ本は数えきれない。
ついていけない時もある。
あまりにもブッ飛びすぎている時だ。

もう一つ、ちょっと辛すぎる時もある。
あまりにも研ぎすまされている時だ。

でも、好き。気になる。亡くなった今でも、気になる。
彼の書いたものを読むと、いつも、そんな気持ちになる。

この本も、しかり。
牢屋に入ることで、らもは「生きるということは、自分に残されている時間という
監獄に入れられているようなものだ」
という持論にたどり着く。
自分に与えられた時間を粛々と消化していく「生」は、時間というものに縛られることが大前提。
そこからの解放は、死を意味する。

あり余る時間とシンプルな生活の中で、そんなことを黙々と考える日々。
牢屋の中でも、らもは、絶望なんかしていなかったことが
この本を読むときちんと伝わってくる。それでこそ、中島らもだ。

「教養とは、一人で時間を潰すことのできる能力である」
本書でのらもの言葉。

もしこの世界が彼の言うように「監獄」なのだとしたら、
私たちが生きるために最も必要な能力とは、
やはり教養なのだろうと思う。
お金なんて何とでもなる。
取調官や看守たちとの愉快なエピソードの数々も、
おそらく彼なりにシビアな現実に「教養」という武器をもって立ち向かった証拠なのだろう。
そういう世界との戦い方こそが本当のクリエイティビティだと思う。

中島らもは弱い人間かもしれないが、
弱い人間なりに必死に世界と対峙したのだとつくづく思う。
それこそ本当の人間の強さだ。
人に従うだけで戦ってすらいない人間には何も言う資格はない。

笑ってしまうネタのオンパレードだが、僕にとって今では泣ける話の連続。
亡くなってしまったけど、
今でもミナミのどこかで酒を飲んでいると信じている。


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tag: 六本木    エッセイ  中島らも  ホリエモン 
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『1年後の3.11 被災地13のオフレコ話 』 ゆうみ・えこ(著) 

生きることは罪深いと誰かが言う。
されど我ら全てが罪人なら、この地球は、救いきれない罪を乗っけて廻ってることになる。
しかし、それはあながちハズレてもいない。

あの日から1年6ヶ月

3.11

被災地在住(宮城県)の漫画家が描いたコミック・エッセイを読む。



『1年後の3.11 被災地13のオフレコ話』
1年後の3.11―被災地13のオフレコ話

ゆうみ・えこ(著)による本作は、これまで新聞やテレビが扱うことのできなかった生々しい震災のありさまを描いた作品である。

1年後の3.11―被災地13のオフレコ話-1

たとえば著者は、被災地のソープ街が盛況なことに眉を潜める人々に対して、

  ガレキの撤去に来ている人たちは過酷なのです
  重機を使ってガレキを持ち上げると…


と、ガレキとともにショベルカーに挟み上げられた遺体を描いてみせる。そのような仕事に疲れ果てた現場で働く従事者たちが“H”な行為に走るのは“生きている”ことの確認、人間らしいじゃないの、とつぶやく。

死骸の指を切って指輪を盗むヒト、渋滞からはみ出して歩行者を轢きながら走ったクルマ、無神経な報道カメラマン、電器大型量販店から物品を盗みだす震災泥棒等々、これでもかと著者のペンは厳しい。
しかし、本書は、いたずらにスキャンダラスな事実を暴くものではない。
歩道の人群れを撥ね飛ばして逃げる車を目撃した女性は語る。

  本当に恐ろしいのは
  自分もやってしまうかもしれないことよ
  ──もし子供を乗せて逃げていたとしたら…
  もしかしたら私も…


まさに帯に書いてあるとおり人はその時鬼畜にもなるということだ。

著者の心は常に被災地の人々に寄り添う。その語り口はナイーブで、不器用ながら前向きだ。うち続く悲惨な出来事の中で、静かに、愛情を持って誠実に光を求め続ける。
この作品をこの1年6ヶ月の報道にあふれた「いい話」「悲惨な話」の一種と読み飛ばすことも不可能ではないだろうが、そうして素通りできないのは、そこにリアルな遺体が描かれているから。それをそのように描く覚悟を決めた時点で、著者のカメラアングルは大きく広がったのだ。

コミック・エッセイは、動脈硬化を起こし、形骸化した報道を砕く針となり得るか。なってほしい。
いや、なるだろう。ならなければならない。

あいなきじだいにうまれてきたわけじゃない。なんびとも。

1年後の3.11―被災地13のオフレコ話 (SAKURA・MOOK 44)1年後の3.11―被災地13のオフレコ話 (SAKURA・MOOK 44)
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