Blue Velvet ☆ 音彩ブログ
As time goes by.~日々の残像~ここは日常のヒトコマを切り取る場所。日々の想いや感じたままの言葉の置き場所。
【DVD】エレジー 2009年公開作品
2011/10/16 Sun. 07:06 [edit]
エレジー デラックス版 [DVD]
(2009/07/24)
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監督:イザベル・コイシェ
出演:ペネロペ・クルス ベン・キングズレー パトリシア・クラークソン デニス・ホッパー ピーター・サースガード デボラ・ハリー 他
TRAILER
(ネタバレご注意願います)
地位も名声もある大学教授(ベン・キングズレー)が、30歳も年が離れた教え子(ペネロペ・クルス)と、恋に堕ちるという映画ではありがちなパターンでした。最初は彼女の若くて美しい肢体が欲しかっただけのエロ爺が、すったもんだの挙句、彼女と再会し絆(?)を得るまでのお話し。

ベン・キングズレーの演技って、「ガンジー」「シンドラーのリスト」で見せたような渋さはあるけど、こういう恋愛ものには地が出ちゃうのかなあ。妙に生々しくて、参りましたねえ。俗に言うところの「キモイ」スケベおやじにしか見えませんでした。
それよりも、「シャッター・アイランド」にも出演しているパトリシア・クラークソン演じるキャリアウーマンが良かった。主人公と20年来の愛人関係にあって、あり余る「大人の女」の色気と、ペネロペの「若いキレイな女」の色気の対比が面白い。というのが、この映画の最大の魅力なのかもしれません。
イサベル・コイシェ監督が好きでいくつか観ているんですが、これはサプライズがあったにせよ10点満点中6点。批判を恐れずに言うなら同監督最低のデキかもしれません。
そのサプライズというのが、79年~80年代初頭、当時のディスコを席巻していたブロンディ(過去記事)のVocalデボラ・ハリーが出演していたこと。女優やってる!って、驚きましたよ、これには。
クレジットを見て気づいて「デボラ、おばあちゃんになっちゃった・・・」と思わず本音をポツリ。
すると、かみさん、誰ソレ的に「・・・・??」と乗ってこない。
「ブロンディだよ」
「知っている曲はあるけど、リアルじゃないしねww」
hahaha(汗)これをGeneration Gapと言います。
ググッてみたら同監督の前作「死ぬまでにしたい10のこと」にも出演していたことが判明。ぜんぜん気づきませんでした。まぁ、60歳も過ぎりゃ昔の面影なんてねえ・・・わかりゃしませんて。
主人公(ベン・キングズレー)の友達の奥さん役で、出番は少なく演技はともかくも感慨深いもんがあります。
↓↓ 「エレジー」のワンシーンより

↓↓ ブロンディ絶頂期の頃(30代前半)

30年前と比較するのは酷というもの。嬉しさと懐かしさがこみ上げて来るから、
わからなくてもいいんだよこれで。




1980年、UKランク1位の「銀河のアトミック」を久しぶりに聴いてます。
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