Blue Velvet ☆ 音彩ブログ

As time goes by.~日々の残像~ここは日常のヒトコマを切り取る場所。日々の想いや感じたままの言葉の置き場所。

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「青春漂流」 立花隆(著) 

青春漂流

懐かしい本が出てきた。
社会人駆け出しのころ出会い多大な影響を受けた一冊。
初版から30年近く経つが、プロローグを読み返しただけでも心打つ。

「人生における最大の悔恨は、自分が生きたいように自分の人生を生きなかったときに生じる。
一見いかに成功し、いかに幸せそうに見えても、それがその人の望んだ人生でなければ、
その人は悔恨からのがれることができない。反対に、いかに一見みじめな人生に終わろうと、
それが自分の思い通りの選択の結果として招来されたものであれば、
満足はできないが、あきらめはつくものである。」


青春とは何歳までか。「青春」などという言葉を使うのはこっ恥ずかしい年代ではあるが、
20代後半から30歳ごろまでに自分の進むべき道を見定め、
一心に努力を重ねた11人のエピソードを読んでみて、
不肖私もまだ青春期にいると言っていいのだと思ったと同時に、
ひょいっと背中を押されたような気分になる。
これほど惹き込まれたノンフィクションはあまり記憶にない。
彷徨っていた高校生のころに読んでいればもっと変化に富んだ人生を歩んでいたかもしれない。
著者は立花隆。立花らしからぬ(笑)とても読みやすい文体で書かれていている。

その11人のラインナップ。

稲本裕(オーク・ヴィレッジ塗師)
古川四郎(手づくりナイフ職人)
村崎太郎(猿まわし調教師)
森安常義(精肉職人)
宮崎学(動物カメラマン)
長沢義明(フレーム・ビルダー)
松原英俊(鷹匠)
田崎真也(ソムリエ)
斎須政雄(コック)
冨田潤(染織家)
吉野金次(レコーディング・ミキサー)

主人公たちの人生は波乱万丈だ。駆け落ち、ギャンブル、借金、酒、なんでもある。
それでもある時、腹をくくる瞬間がある。
皆、ストレートな人生を送っているわけではない。苦悩の中に自分の道を見出し、
それまで悶々としていたエネルギーをその道にぶつける。
悩むときに人一倍悩む。そして道が見つかったときには人一倍努力する。

恥をかけ!
涙を流せ!
その先に得るものがある!


そうした青春時代に苦悩した人のナマの声が聞けてとてもおもしろい。
読後すがすがしい気分になること間違いなし。


青春漂流 (講談社文庫)青春漂流 (講談社文庫)
(1988/06/07)
立花 隆

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