Blue Velvet ☆ 音彩ブログ
As time goes by.~日々の残像~ここは日常のヒトコマを切り取る場所。日々の想いや感じたままの言葉の置き場所。
まだ誰も登ったことのない高みへ
2009/09/14 Mon. 04:02 [edit]
●イチローがメジャー史上初“9年連続200本安打”達成!!●
鳩山政権が16日にも誕生する。
お国はイチローに国民栄誉賞を授与するのであろうか。
イチローは、これまでに二度、国民栄誉賞の授与を打診されており、いずれも辞退している。
二度にわたって打診した時の政府の姿勢も異様だが、
それを二度とも辞退するイチローの精神のありようも並大抵のものではない。
そこが他の一流選手との決定的な違いなのかもしれない。
一流を超えた一流、まさに超一流だといえる。
はじめて国民栄誉賞について内意を問うたのは、
2001年、イチローがメジャーリーグで日本人選手初の首位打者を獲得した時のことだ。
小泉内閣から授与について打診があった。
対してイチローの返事はNO!!
「光栄だが、まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい」
要するに、あのイチローがまだ未熟だと答えているのだ。
そして再び2004年に、メジャーシーズン最多安打を記録すると、
政府は、再び国民栄誉賞の授与を画策する。
イチローはこの時も辞退した。
二度も辞退したことで世間から、
「失礼だ」「傲慢だ」「何様?」という声が上がった。
半面「当然」「立派」「カッコいい」という声もそれ以上に大きかった。
今さらこんなドメスティックな枠組みにはめこもうとする方がどうかしている。
たとえば、モーツアルトにレコード大賞をあげると言ったら、
あいつはどう言うだろう。
あるいは芥川龍之介に直木賞をとか。
セコさで言うとジェームスディーンにベストジーニスト賞。
大きく出てイエス・キリストにノーベル平和賞。
いずれにしても、アメ玉を貰って喜ぶのは腹を減らした人間だけだ。
イチローのような存在をつかまえて
「あなたは立派な日本人でした」
という言い方をするのは、侮辱にさえなりかねない。
「あなたは、日本人離れして立派でした」
というんなら別だけど。
二度目も辞退したイチロー。
辞退そのものよりも、二度目の打診に驚いた。
だって、「二度は断れないだろう」という傲慢さがあまりにも見え見えで。
カタにハマった人間観がいかにもお役人らしかったからだ。
ところが、イチローは固持した。
真に卓越した個性は、空気を読まない。
それがアウトスタンディングということだ。
どの時代にも先駆者はいる。
誰が赤っ恥をかくことになろうと「要らないものは要らないよ」
と、はっきりと態度で示す。これが素晴らしい。
今世紀最大のヒーローと言っても過言ではないイチローって男はさらに何を目指すんだろう。
鳩山政権が16日にも誕生する。
お国はイチローに国民栄誉賞を授与するのであろうか。
イチローは、これまでに二度、国民栄誉賞の授与を打診されており、いずれも辞退している。
二度にわたって打診した時の政府の姿勢も異様だが、
それを二度とも辞退するイチローの精神のありようも並大抵のものではない。
そこが他の一流選手との決定的な違いなのかもしれない。
一流を超えた一流、まさに超一流だといえる。
はじめて国民栄誉賞について内意を問うたのは、
2001年、イチローがメジャーリーグで日本人選手初の首位打者を獲得した時のことだ。
小泉内閣から授与について打診があった。
対してイチローの返事はNO!!
「光栄だが、まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい」
要するに、あのイチローがまだ未熟だと答えているのだ。
そして再び2004年に、メジャーシーズン最多安打を記録すると、
政府は、再び国民栄誉賞の授与を画策する。
イチローはこの時も辞退した。
二度も辞退したことで世間から、
「失礼だ」「傲慢だ」「何様?」という声が上がった。
半面「当然」「立派」「カッコいい」という声もそれ以上に大きかった。
今さらこんなドメスティックな枠組みにはめこもうとする方がどうかしている。
たとえば、モーツアルトにレコード大賞をあげると言ったら、
あいつはどう言うだろう。
あるいは芥川龍之介に直木賞をとか。
セコさで言うとジェームスディーンにベストジーニスト賞。
大きく出てイエス・キリストにノーベル平和賞。
いずれにしても、アメ玉を貰って喜ぶのは腹を減らした人間だけだ。
イチローのような存在をつかまえて
「あなたは立派な日本人でした」
という言い方をするのは、侮辱にさえなりかねない。
「あなたは、日本人離れして立派でした」
というんなら別だけど。
二度目も辞退したイチロー。
辞退そのものよりも、二度目の打診に驚いた。
だって、「二度は断れないだろう」という傲慢さがあまりにも見え見えで。
カタにハマった人間観がいかにもお役人らしかったからだ。
ところが、イチローは固持した。
真に卓越した個性は、空気を読まない。
それがアウトスタンディングということだ。
どの時代にも先駆者はいる。
誰が赤っ恥をかくことになろうと「要らないものは要らないよ」
と、はっきりと態度で示す。これが素晴らしい。
今世紀最大のヒーローと言っても過言ではないイチローって男はさらに何を目指すんだろう。
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