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Blue Velvet ☆ 音彩ブログ

As time goes by.~日々の残像~ここは日常のヒトコマを切り取る場所。日々の想いや感じたままの言葉の置き場所。

ブルー・ローズ  馳星周(著) 



元刑事のおちぶれてさえない中年男、警察官僚とその妻と失踪した娘を探すうちにトラブルに巻き込まれていく・・・。

ちょっと中だるみ。読みかけです。

馳星周は「不夜城」にしても、続編の「鎮魂歌」、不夜城完結編「長恨歌」にしても暴力、金、女、
薬物、権力をこれでもかと刹那的に掘り下げられる作家だ。
馳ワールドの闇にうごめく裏社会に登場する人物は、ドイツもコイツも感情移入できない嫌なヤツばかり。
生きるため、権力を握るためなら、平気で嘘をつき、裏切りに裏切りを重ね平気で人を殺してしまう。
鼻毛からケツ毛まで徹底した悪党だ。

「どうして」×3と心の中で叫ぶ。
読んだ後に虚脱・脱力・無力感が身体を覆う。

馳作品は2~3冊読めば十分だと思っていた。だが、こうして何冊も読む羽目になるのは、
己の悪がそれを求めているのかもしれない。
どんな風に生きるのか、その突きつけられたチョイスで考えてみるのもいいだろう。
馳ワールドはハードボイルドで括られることが多いが、それは誤解だと思う。
むしろ恋愛小説といった方がいい。


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