Blue Velvet ☆ 音彩ブログ

As time goes by.~日々の残像~ここは日常のヒトコマを切り取る場所。日々の想いや感じたままの言葉の置き場所。

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夏休みのおもひで  

梅雨はまだ明けぬか。早くやってこい夏本番!

夏が待ち遠しい!って思うのは、もう随分昔のような気がする。
それだけ歳食ったからなのだろうけれど。
や、煩悩の数が多すぎるのか(ん?)

あと2週間もすると子供たちは夏休み。
楽しいのは小学校まで。
だから思っきり遊んだらいい。


♪♪ 井上陽水 - 少年時代



少年時代・・・横浜にはドブ川のような川がいくつもあって珍しくもなかった。
離れてから随分経つが、今でも同じような川があると嬉しくなる。

そこには蛙やドジョウやメダカ。運がよければカワムツ、オイカワも。
そして活きのいいモズクガニを発見できた小さな川だった。
ヒルと戦いながらドブに浸かり、どんどん歩いていくと大きな川につながっていて、
更なる獲物を狙い夏休みを過ごしていた。
シラサギ類が居るとめっさ嬉しかった。
にっくいアン畜生たちが居る恰好の場所だからだ。
その場所を追いかけ夕暮れまで網一つで捕らえて川魚を飼っていた。
夏休みが終わっても、学校帰りにはいつもの川を覗き魚の確認をするのが日課だった。

とある日、ドブが白く濁り腐臭を放っていることに気づいた。
アン畜生たちが腹を見せて死んでいたのだ。
振り返ると都市計画だったのだろう。
工事前に、何かしらの洗浄液を水に撒いたに違いない。
そして回りはコンクリートで固められ、
安全にはなったけれど生き物が全く居なくなった。
愛するアン畜生たちに会えなくなるのかと思うと涙が出た。

中学生になったある日、立て看板に「魚をつかまえないで」みたいな事が書いてあったのを見つけた。
その少し先には鬼のように鮒や鯉が居て。
知らないのだろう。鮒や鯉は腐った水でも育つし、水草を食い散らかすから余計に性質が悪いって事を。
僕はその時、看板を書いた魚の事を知らない大人に怒りを覚えた。
「それで命を守っているつもりか!」と。
こっそりその夜、友人のモンちゃんと上流で捕獲したヤゴとミズスマシと川エビを放った。
それを何日か繰り返していると、何匹かは犠牲になったが環境の変化についていける強い奴だけが生き残ってくれた。
頼むから生きていて欲しいと何度も何度もつぶやいた。

しばらく経ったある日電話があった。モンちゃんからだった。
「おい!いるんだよ!モロコが!ヨシノボリっぽいのが!」
なにやらモノスゴ興奮しているのが分かった。
「え?マジで?」
「ほんとだよ!マジで!」
「うおおおおおお!」
思わず雄叫びった。
「行こうぜ!」
「うおっし!」
二人ともあの夏の少年に戻っていた。

「見ろよ、水草も生えてるぞ」
「それに浮き草も!」
もしかしたらタナゴに出会えるかもしれない。
にっくいアン畜生たちにも。
嬉しくて嬉しくて二人で抱き合ったのを今でも覚えている。
(モンちゃん・・・読んでくれていると嬉しいんだけどなぁ・・・)

汚いから止めなさいと母から何度も言われたけれど。
戯れないで見るだけなら熱帯魚屋にでも行けばいくらでもいる。
僕は川に足を入れて高架線の下を懐中電灯で進んで虫達と格闘し戯れたいだけだったんだ。
そこには精一杯生きてる奴が居て、とってもそれが嬉しくて。
あの川を浄化したのは今でもオレ達だと思っている。

とある町でペットボトルで罠を沈めたり、川を網一本で歩いてるオッサンが居れば・・・

それは僕です。


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